女性が「活き活き」と働いている企業は、業績も上がるといわれています。何故かといえば、多様性を受け入れることができる組織だからです。そのような組織では、意見を言い合える柔軟なコミュニケーションがとれているので、女性だけでなく、男性も活き活き働いているはずです。また、社会環境の変化とともに、女性が消費者の声を代弁する機会も増えてきました。女性の活用を活性化することで、市場ニーズを着実につかみ、企業を成長させることがとても大切な時代になってきました。

ダイバーシティとは英語で多様性のこと。
ダイバーシティ戦略とは、性別や年齢、人種といった点も含めて、さらにいろいろな面で多様な人たちを活用して、組織やチームのパフォーマンスを上げ、革新的なアイディアを創造していくことです。
日本企業では、とりわけ女性社員の活用に注目し始めています。


今、どのように選択しチャレンジしていきますか?~今日の「想い」が明日をつくりだす~

男女雇用均等法が成立したのは、1985年(昭和60年)。あれから4半世紀が過ぎようとしていますが、日本の女性の能力が企業で活かされているかといえば、まだまだ発展途上の段階と言えるでしょう。「女性活用」というと、管理職の登用を増やしていくという企業が増えていますが、本当の意味での「女性活用」とは、何かを、それぞれの企業が、長期プランで考えていく必要があるのではないかと思います。登用してみたが、「期待していたほどの成果が上がらない」「やはり女性活用は難しい」と、早々に結論を出すのではなく、経営の目的としてどう活用していくのか真剣に取り組まれることが望まれます。
株式会社シー・マインドは、女性の意識改革とともに、男性の意識改革にも取り組み、男女ともに成長できる組織を創り上げていくお手伝いができればと思います。

Sea Mind 代表取締役 宮道 京子 Kyoko Miyamichi

1966年生まれ。大学を卒業後、自動車メーカーのOLを経てテレビ局へ。
テレビ局では、営業部に所属しCM媒体をスポンサーに提供する業務に携わる。
その後平成13年2月より、コンサルタント会社を創業。主に医療機関の事業継承、相続支援を行う。
そして平成18年11月に株式会社シー・マインドを設立。NLP(神経言語プログラミング)をベースにした研修事業、人材活用コンサルタント事業に取り組む。

執筆:「幸せな女性リーダーになるために」社団法人全国信用金庫協会

  • 研修や講演を通じて、人々の成長をサポートする
  • 組織改革をともなう、人財活用のアドバイスをおこなう
  • 人々が本音で語りあえるコミュニティーをつくる